知事抹殺の真実上映会

 四日市市の総合会館8F視聴覚室で「知事抹殺の真実」の上映会がありました。この映画は、福島県知事であった佐藤栄佐久氏が中央政府の原
発行政にものを言い(現在、原発反対を唱えている小泉純一郎氏は当時
福島原発プルサーマル化を推し進めようとしていました)、その後、
国が進めようとしていた地方自治改革である道州制の導入にも反対して
いました。
 そんな彼の周りに波風が立ち始めます。先ずは実弟収賄疑惑です。
 そして、栄佐久氏も福島県知事を辞めることとなったのです。
http://eisaku-movie.jp/

 この映画は、当初ロードショーを行う映画館は無く、唯一渋谷のアッ
プリンクのみでの上映でした。しかし、大好評につき上映延長されまし
た。
 私は、東京まで見に行こうかとも思っておりましたが、奇特な方が四
日市で上映すると聞き、観に行ってきました。

 司会は、M氏

 四日市での上映を実現されたTさんのご挨拶!

 サポートしている方々も良く良く存じ上げた方々でした。

 上映が終わり、企画者で郡山市の企画室コアの三田さんが登場!

 そして、佐藤栄佐久氏の登場‼

 日本の公安とは恐ろしい存在であると改めて感じた次第でした。
 私が昔、日本文化研究会という会に属していた学生時代、いくまさん(文字は忘れましたが…)、度々私のアパートを訪れて話をして行くの
でした。話は合うし、しばらくは仲良く話をしていたのですが、いい大
人が何をしに通って来ているのかが分かりません!
 上手ですから一見分からないのですが、時には私から一定の発言を引
き出そうとしているかと思われる言動と僅かに感じる時がたまにありま
した。
 だんだんとこの人は警察、公安の人ではないかという思いが募って
いって、ある時「私は個人的には話も合うし(そのように話が誘導されていた気もしていました)、「いつも楽しいですが、いくまさんにとって、私のような学生に付き合ってくださっているのは何故ですか?」と
お聞きした日から一度もお顔を見なくなりました。
 良い人だとは思いますが、後からやはり公安の方だと知りました。そ
れこそ、何もしていたわけでもないのですから、日本文化研究会という
だけでマークされていたわけですね!
 この映画は、現代でもこんなことが起こるのか!という思いとともに
自分の過去の経験までも思い出されることとなりました!
 しかし、我が国までもテロが及ぶかもしれないような現代において公
安の役目はさらに重要となっていく中でその権力の行使については、本
当には最も確実性の高い証拠に裏付けられた証拠と慎重さが求められて
いるものと思われます。
 その目的達成のためには、一大学生をも追っかける必要さえもあるのでしょう!ただ、その権力行使が戦前の特高にならないことが絶対の条件ではないでしょうか!
 以上、古い昔の経験も思い出しつつの実感です!