2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大きな政府 小さな政府 10

今回の目玉 2 スラリと伸びた両脇時の体躯は、 東洋的なものではなく、 西の民族の体型を髣髴とさせる。 失われた左手には、 その上に細〜く伸びた蓮の花を握っていたものとみられる。 右手には、水瓶を持ち、頭上には大きな化仏を戴く。 ともかくも、細か…

大きな政府 小さな政府 9

右は、今回の目玉! 西域で造られたとみられる仏龕、6〜7世紀のもの。ー・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・− サッチャー政権以後、メージャー政権へと受け継がれるが、 93年以降、英国は低インフレと低失業のもと、安定成長を実現し、 サッチャー…

大きな政府 ちいさな政府 8

サッチャーの改革 2 サッチャーが次に行ったことは、赤字垂れ流しの国営企業を市場競争にさらし、民営化に向けて生産性を引き上げようとのことであった。逆に、非効率な炭鉱や工場などは閉鎖されるに至っていった。 これらの改革により英国の生産性の向上は…

再度公開

明けましておめでとうございます。 今年は、本日が旧正月(太陽太陰暦による正月)。 一度はページの閉鎖を考えた。 しかし、それも何だか逃げるようで嫌だった。 そこで、昨年末より、公開設定に変更を加えてきた。 そして、お馴染みさんだけに公開していこ…

萬古窯

本日は、朝日町歴史博物館にて小向の古萬古の窯跡(正治寺跡遺跡)と有節萬古の窯跡(名谷A遺跡・名谷B遺跡)出土の萬古印の調査をさせてもらった。 はじめから、印のあるものを分けておいてもらったので手際良く調査が出来て有難かった。 しかし、意外で…

大きな政府 ちいさな政府 7

サッチャーの改革 1 経済政策 サッチャーの経済政策は、マクロ的には安定化政策、ミクロ的には規制緩和・撤廃・補助金打ち切り、関税の撤廃・国有企業の民営化などの構造改革、そして所得の再分配政策からなる。 マクロ経済政策では、マネーサプライのコント…

大きな政府 ちいさな政府 6

ネオ・リベラリズム ネオ・リベラリズム(新自由主義)とは70年代〜80年代にかけて英米諸国で政治に大きな影響をあたえたもので、特にフリードマンが最も大きな影響を与えた。 即ち、政府の積極的な民間介入に反対するとともに、同時に古典的なアダム・スミ…

来訪者

本日は、石水博物館の学芸員さんがやって来た。 このお人、実は平成6年に半年間うちに居た人であり、 初代の私の助手でもあった。 http://www4.ocn.ne.jp/~sekisuik/ あの大変な展覧会(「姿をあらわした神々〜神仏習合の歴史と美術〜」)を よ〜くサポートし…

展示替え

本日は展示替え。 通常の展示替えとは、ちょっと違う。 正倉院のものに展示期間に制限がかかったため、 半分がオープンから展示され、残りの半分が明日から公開、 そして、3月2日(金)、閉館後、はじめからあった半分が撤収されるのである。 なお、展示作業後…

大きな政府 ちいさな政府 5

サッチャーは、79年に6年ぶりの保守党政権として登場すると、それまでの合意の政治から信念の政治への転換を図った。すなわち彼女は、福祉国家から自由な市場原理を原則とする自由主義国家となすことが、唯一英国を救済させる方法と信じていた。 サッチャー…

パラオへ

本日から、嫁がパラオへ旅立って行った。 こちらは急に寒くなってきたというのに羨ましい限りである。 大統領の前でも、歌を歌うそうです。語りもするそうです。ほんま、よ〜やる! 帰ってきて、寒さに震え上がるなよ! 三重とパラオとの友好提携10周年だそ…