正倉院


 借り出し行脚は続いている。本日は、今回のメイン・イベント、正倉院
御物の復元品を借りるのであるが、
以前にも東大寺開眼筆の復元品を借りた事があり、
その返却の際、大変厳しいチェックを受けたことがトラウマになっている。

 しかし、今回は相手の担当の長が杉本一樹氏。木簡学会等でも顔馴染みである。
知り合いであることもあり、少なくとも借り出し平穏に終わったのである。
返却についても、こうあって欲しいものである。
 でも、赤川も前回のことがトラウマになっているらしく、
正倉院は分からないからな〜。返す時には悪徳金融業者みたいだったりして...と。勘弁してよ〜!

 ところで、前回は、1点だけだったので、
モノを正倉院事務所の一室で借り出し作業を行ったが、
今回はモノが大きいものもあり、
数も多いので何と正倉院の東の宝蔵の全室で作業が行われた。
 役得というか、感無量である。