2006-10-20から1日間の記事一覧

江戸あれこれ 7

高ぐくり 漢字では、高括りと書く。江戸の商人たちは、この高ぐくりに余念が無かった。 高ぐくりとは、儲けを見込んだ胸算用のことで、 西鶴の『世間胸算用』には「人皆年中の高ぐくりばかりして」とみえている。 「高」とは収穫や収入の額、生産高のことを…