平将門

 久しぶりにアバンティを聴いた。
 今週は「怖い話し」であった。
 その中に、木原浩勝さん(作家)の『都心の怖い話』というのがあった。
 http://www.avanti-web.com/thisweek2.html
 これは、現在の麻布は賑やかなところだが、昔から賑やかであったわけではなく、徳川家康が戦で獲った首実検して捨てた場所がどうやら麻布あたりらしいが定かではないということ、そして今は麻布から引っ越してしまった有名な国の大使館の辺りがあやしく、その場所は一等地でありながら現在は公園になっているというものである。
 また、首関連で、大手町にある平将門首塚の話しに及ぶ。そして、胴体の方を祀ったのが神田明神...体・からだ...かんだ...というわけである。

 この話しを聴いていて、今では何の目的でそこへ行ったのかについては忘れてしまったが、母と大手町を歩いていて、偶然将門の首塚を見つけてびいくりしたことを思い出した。三井物産ビルの隣に鎮座する首塚であり、ご丁寧に三井物産で由来書まで無料で配布していた。それによると、動かそうとする度ごとに祟って、残されて今にあるという。
 何の因果かは知らないが、気になって将門について調べて自由研究にしたのが中2の夏。当時としては相当に調べたものであったと思う。考えてみれば、これが、私が「歴史」した最初であった訳である。