昭和展15

東芝 ゆで卵機

また、暫らく間が開いてしまいました申し訳ございません。

ゆで卵機

電気釜と一緒に置いてありますので「一人用の電気釜?」
との質問をよく頂ます。
しかし、あまり普及しなかったため知られてはいないのですが、
ゆで卵を作る機械なのです。
展覧会期間中に、元東芝の社員という方がお見えで、
東芝製のこの製品はあまり知られていないからキャプションをつけた方がいい」と忠告されたほどに売れなかったのですね。

使い方は、付属のカップで水をゆで卵器の底に入れてスイッチを押すと、自動的にゆで卵ができてスイッチが切れる仕組みで結構すぐれものなのです。

現在でも新しいタイプのゆで卵器が、作られ市場で売られておりますが、一般にはあまり見かけないのも昔と一緒ですね。「あれば便利だろうけど、敢えて買ってまでしては・・・」というのが本音なんでしょうね。

今のものと比べると、いかにも時代を感じさせる姿ではありますが、現在のモノから較べると重々しい感じがしてなりませんね。それにしてもアルマイト金属とホーローの質感が、デザイン性の高さ感じさせてくれます。