秋の陽は釣瓶落とし

 ここのところ、本当に陽の暮れるのが早くなりましたが…
ようやく、この頃になって秋が感じられるようになって来ましたね!

 8月末から9月初めにはすでに陽の短くなったのを感じていましたが、今年はその陽の短ささの記憶と体感温度が全く違っていました。全く秋とは程遠い日の連続…

 と思ったら突然寒くなって… 風邪はひくし… ようやく熱が下がったが… 偏頭痛に悩まされ…いろいろと散々でした…

 でも、どうやら偏頭痛も少し軽くなり走ってきました。猛暑の性でしょう、遅かったヒガンバナも今を盛りと咲いています…
                  


 ところで、秋の陽が釣瓶落としのように感じられるのには訳がありますよね〜!
 地球の地軸の傾きによって秋の太陽は赤道を超え、南側に移動します…。日本は北側に位置しますので、太陽が沈むのも早くなります。
 その早くなる具合は、春の朝日と秋の夕陽はあたかもサインカーブのように…、春の夕陽と秋の朝日はあたかも放物線カーブのような、同じ動きをしており、そのため秋の陽を「釣瓶落し」と表現するように夕日の沈む時間は、あっという間に2時間も早くなってしまうのですね。