歌舞伎

勧進帳(左:染五郎、右:幸四郎)

 今日は、午後から嫁さんと歌舞伎を見に行った。
 「松竹大歌舞伎歌舞伎十八番の内『勧進帳』。
 弁慶:松本幸四郎義経市川高麗蔵、富樫左衛門:市川染五郎...。
 歌舞伎なんて何年ぶりだろう。中学の時、学校で見せられて以来だ。
 若い頃には興味が無かったが、朝娘がどこ行くの?というので「歌舞伎」と答えると
「いいなあ!」というから、代わりに行くか?と言ったが、
結局クラブがあって時間があわないとのことであった。
 高校生の頃に歌舞伎を見たいとは思ったことも無かったが...。

 で、以って歌舞伎はどうであったかというと、よかったの一言である。嫁さんは興奮しすぎてトランス状態?
 現幸四郎は、昭和56年年 歌舞伎座にて『勧進帳』の弁慶ほかで九代目松本幸四郎を襲名した。
 舞台挨拶でも話があったが、彼の祖父は東員町の出身で墓所もある。
http://homepage2.nifty.com/hataeigo~eizohata/kousirou/kousirousyasin.htm
 弁慶は、九代目団十郎の高弟七代目幸四郎の当たり役で1600回?も演じたと言う。現幸四郎も演ずること600回にも及ぶと言う。いずれ、祖父にも達するであろうが、襲名時に弁慶を選択していること自体、その時点でみずからの今後を意識していたはずであろうし、その上で選ぶことを決意したのが「松本」における弁慶であったのだろう。