応挙と芦雪、そして東大寺
京都から奈良へ向かい、県立博物館で開催されている
「天才と奇才の師弟 応挙と芦雪」展を見てきた。
人物・花鳥・山水に分類して、両者の作品を展観する。
江戸期の絵画史上、重要で個性的な師弟の作品を
比較しながら見ていくのは、なかなかに楽しい。
同画題の作品を並べて、その影響受けたところ、
そうでないところなどがいろいろと発見できる。
その後は、疲れも出たので、久しぶりに東大寺南大門の仁王像を見、
戒壇院の四天王を拝観しただけで、
おとなしく、秋の古都の風情を感じながら車を走らせ、家路へとついた。
最近、本物と感じられるものを一切見ていない私にとって
何かとても肥やしになったようで、すご〜く心安らいだ。
そして、帰ってから家族を誘って、もみじ谷へ行こうと思っていたが
天気がすぐれない。これでは、行っても綺麗に見れないだろう
ということで体を休めることに専念することとしたのであった。