昭和展 17

ボウリング・ゲーム

ボウリング・ゲーム

昔懐かしいボウリング・ゲームです。
そう投げているのは中山律子さん!
当時は、テレビに、雑誌に、CMに、と引っ張りダコでしたね。
日本のボウリングの第一号は、岩上太郎プロ。暫らく独走時代が続きましたが、矢島純一が出てきて追いつき追い越していきました。

その頃、ボウリングをより一層メジャーにしたのが女子プロボウラーの登場でしたね!須田佳代子や中山律子が出て来て、一躍ボウリング・ブーム。待ち時間が大変でしたね!

私がよく行ったのは立川スターレーン。今の場所とは違って、立川駅のほど近いところにありました。ボウリング場からは立川基地が見えて、B-52などが並んでおりました。

ところで、あまり知られていないのがボウリングの歴史ではないでしょうか?
実は、紀元前5000年以上の子供の墓からのピンとボールが出土しているそうです。もちろんゲームのあり方は良く分かりませんが、ピンを並べてボールで倒したことだけは確かですから興味深いものですね。
中世においては、もともと宗教的意味合いが強いものであったようですが、ドイツのマルティン・ルターが9本のピンを菱形に並べてルールを決めて、宗教家の間に広まっていったそうです。
その後、アメリカに移住したピューリタンによってアメリカにも伝えられ、正三角形のテンピンズ・ボウリングとなったそうです。

さらに、意外なのは、わが国に伝わったのが文久元年(1861)長崎の大浦居留地だというのです。当時、長崎で発行された6月22日の英字新聞に、社交サロン店主ヘンリー・ギブソンが新装開店してボウリング場を開設したとの広告を載せたそうです。
これが、日本で最初のボウリング場で、現在6月22日がボウリングの日とされているそうです。
こんなことを、書いていたら思い出したことがあります。昔は、ピンセッターなんてありませんでしたから、人が手で木枠の中に並べていましたね。それで、投げてよくなると足を揃えてくれる。それが合図で投球する。
そのうち、ブランズウィックの機械が導入される様になって来てスピードアップされました。以前は、スコアーも手書きで、それがそのうちOHで皆に見えるようになり、今では勝手にスコアーも点けてくれるようになりましたね。
http://www.brunswick.co.jp/

考えてみたら、しばらくボウリングってしてないですね。子供が小さかった頃に連れて行って以来かな?